宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は２１日午前、小惑星「リュウグウ」への初着陸に挑む探査機「はやぶさ２」について、予定の時間を過ぎても降下を始めずに検討を続けていると発表した。

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広報担当者によると、ＪＡＸＡ宇宙科学研究所（相模原市）にあるはやぶさ２の管制室で、同日朝から降下開始について検討を続けているが、結論は出ていないという。理由は公表していないが、「何らかの不測の事態で検討が長引いている」としている。はやぶさ２の状態は正常で、高度２０キロで待機しているという。

当初の計画では、２１日午前８時ごろ、はやぶさ２に対して降下を開始するよう指示する予定だった。