フランスの美食をたたえる祭典「グード・フランス」が今月21日、日本など世界各地で開かれるのを前に、120年の歴史を持つパリの名物キャバレー「ムーラン・ルージュ」から2人のダンサーらが来日。14日、東京のフランス大使館で開かれた大使主催の昼食会でダンスを披露した。
踊ったのは、フランス出身で小さいころからダンスに親しんだマチルドさんと、アイルランド出身で姉も同店ダンサーのイザベルさん。フレンチ・カンカンで知られる同店に憧れ、厳しい審査をパスして100人のダンサーの一員となった。
この日は、5キロもの重さがあるという伝統的な衣装を身に着けながらも、足を高く上げくるくると舞う軽快な踊りで観客を魅了した。
グード・フランス当日は世界150カ国、3000店以上のレストランなどでフランス料理が提供される。日本ではフランス大使館でディナーパーティーを開催。ムーラン・ルージュのシェフ、ダビッド・ルケレックさんが腕を振るう。