全日本競歩能美大会は17日、今秋にカタール・ドーハで開催される陸上の世界選手権の代表選考会を兼ねて石川県能美市の往復2キロのコースで男女の20キロがあり、男子は山西利和(愛知製鋼)が1時間17分15秒の世界歴代4位のタイムで初優勝。日本陸連の定めた派遣設定記録(1時間20分00秒)を突破し、代表に内定した。世界記録保持者の鈴木雄介(富士通)は4位で、大会4連覇を狙った松永大介(同)は途中棄権した。女子は浅田千安芸(DNP)が1時間32分23秒で2年ぶり2度目の優勝。派遣設定記録(1時間30分00秒)には届かなかった。