青学大の三大駅伝報告会が17日、東京都内のホテルで関係者やファン1800人を集めて開かれた。会の前半で歌手の郷ひろみさんが登壇し、会場を盛り上げた。
青学大は、今年の箱根駅伝では総合2位に終わり、5連覇を逃したものの、昨年の全日本大学駅伝と出雲駅伝を制した。
原晋監督は昨年末、箱根駅伝の作戦を「ゴーゴー大作戦」と命名。「5連覇、就任15年目、95回大会、覚“悟”をもって」などと理由を話していたが、以前からファンだった郷ひろみさんにもちなんだ作戦名だった。加えて、大会前から「3月のパーティーにはご本人に来ていただきたい」とラブコールを送っていた。
あいさつした郷さんは、1975年のレコード大賞の時のエピソードを披露。「新御三家のうち、野口五郎、西城秀樹の名前は呼ばれたが、僕は呼ばれなかった。その時の悔しさがその後の自分を引っ張っていってくれた。箱根駅伝2位の経験を生かして、これからもぜひ頑張ってほしい」
最後には「青学の勝利に向けてゴー、ゴー、ゴー」と雄たけびをあげてチームを激励していた。