23日に豪・ブリスベンで開かれた競技会で今季初戦を走った陸上男子100メートルの日本記録保持者、桐生祥秀(日本生命)が24日、成田空港に帰国した。出場した100メートル、200メートルともに今秋の世界選手権(ドーハ)の参加標準記録を突破し、「しっかり冬季練習ができた成果」と手応えを感じていた。 桐生は100メートルを昨年のベスト10秒10を上回る10秒08(追い風2・0メートル)で、200メートルは京都・洛南高校時代の2013年に記録した20秒41を更新する20秒39(追い風1・5メートル)の自己記録で走った。特に200メートルについて「6年ぶりの自己ベストはうれしい。自分の走りができた。この走りが必ず100メートルの後半につながる」と話した。 9秒98の日本記録を出した一昨年も100メートルの初戦を10秒0台で走っている。「今年は10月の世界選手権までシーズンが長いが、しっかり練習して実力を発揮したい」と抱負を語った。 |
桐生、6年ぶりに200自己ベスト「100につながる」
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