男子400メートルリレーが失格に終わったことについて日本陸連の土江寛裕(ひろやす)・五輪強化コーチが12日、日産スタジアム内で取材に応じ「選手に油断があったわけではなく、最大限の準備はした。小さなミスが積み重なった。東京五輪の時にこの失敗が生きるような形にしたい」と話した。
男子400メートル、バトンミスで失格 陸上世界リレー
今大会で今秋のドーハ世界選手権の出場権は獲得できなかったが、9月7日時点のタイム順で、今回出場を決めた10カ国を除いた上位6カ国が出場できる。日本チームは昨年のゴールデングランプリ(GGP)大阪でマークした37秒85が生きており、出場はまず間違いない。
当初から19日のGGP大阪でも400メートルリレーに出場する予定だった。土江コーチは「オーダーについてはこれから考えるが、今回のメンバーは先を考えると重要なので、もう一度(記録に)チャレンジしたい」と話した。