投資減少幅が3ヶ月連続で縮小
今年1-5月には、全国の固定資産投資(農家を含まない)が同6.3%減少したが、減少幅は1-4月期に比べて4.0p、第1四半期に比べて9.8p、それぞれ縮小した。ハイテク産業と公共分野への投資がマイナス成長からプラス成長に転じた。
失業率と物価上昇幅が鈍化
5月の全国都市部の調査失業率は5.9%で、4月に比べて0.1p低下した。5月の全国の消費者物価指数(CPI)は同2.4%上昇し、上昇幅は4月に比べて0.9p縮小した。
自動車市場が活発
5月には一定限度額以上の企業(主業務の年売上高2000万元以上の卸売企業、500万元以上の小売企業、200万元以上のホテル・外食産業企業)の自動車類製品の売上高が同3.5%増加し、増加率は18年5月以降の最高を更新した。
不動産市場が回復
5月には、住宅ニーズがさらにパワーを発揮して、大中都市70ヶ所の不動産市場は価格がやや上昇した。5月の個人住宅ローンを中心とした中長期貸出額は4662億元増加し、4月の4389億元より大幅に増加した。
データはそれ自体は無味乾燥なものだが、そこからはっきりといろいろなことを感じ取れる。
マクロであれミクロであれ、誰もがデータから中国経済の回復の息吹を感じ取り、回復のエネルギーと拍動を感じることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月1日