イラク北部の「西アルビル救急病院」で21日、入院中のアリ・ザヌーンさん=仙波理撮影 イラク軍による過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦が続くイラク北部モスルで、ISによる事実上の「人間の盾」とされ、負傷した住民が21日、クルド人自治区アルビルの搬送先の病院で取材に応じた。米主導の有志連合による空爆で家族らを失った体験を証言した。 アリ・ザヌーンさん(49)は3月下旬、モスル西部の友人宅に近隣住民約150人とともにいた。周囲の民家は軒並み破壊されたが、逃げることができず、残った建物に集まっていた。近くに潜んでいたIS戦闘員がイラク軍に向けて発砲すると、反撃する形で空爆が始まった。 ザヌーンさんによると、空爆は1時間に33回続いた。ザヌーンさんはがれきの下に5日間閉じ込められた。妻と子の計10人を含め、友人宅にいた137人が死亡したという。 米軍は誤爆した可能性があるとして調査に乗り出した。ISは住民を「人間の盾」としているため、モスル奪還作戦が進むにつれて住民が犠牲になるケースが相次ぎ問題となっている。ザヌーンさんは「私はISを支持しているのではない。私はイラクで生まれイラクに尽くしてきたのに家も家族もすべてを失った。モスルには戻りたくない。政府は私に補償すべきだ」と憤った。 内務省職員のズバ・アブドルカ… |
IS掃討作戦、空爆の恐怖語る 負傷男性「全て失った」
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