働く人の85.8%「今年の転職は例年に比べてより慎重にしなければならない」
働く人の85.8%が、「今年転職しようと思っている人は例年に比べてより慎重にする必要がある」と考えている。
年代別にみると、80後(1980年代生まれ)と90後(1990年代生まれ)はこう考える人が多い。収入別にみると、年収10万-20万元の人がこう考える割合が最も高く、30万-50万元の人の割合が最も低かった。
張さんは、「働き始めたばかりで、キャリアプランが明確でない若い人は、1つの職場に2-3年はいて、いろんなことを学び、自分の興味関心を探るのがよい。無計画な転職はやめた方がいい」と話した。
王さんは今後の計画について、「家族と一緒に商売をしようと思う。うちの商売は規模は大きくないけれど、外で働くより自分の裁量でできることがたくさんあるし、これまでに学んだニューメディアの知識を生かして経営をすることができる。もうけが出ることを前提に自分の能力を向上させるのもいい」と話した。
文さんは転職を考えている若者に向けて、「キャリアの発展を慎重に考えるだけでなく、社会保険の引き継ぎや追加払いなどに注意した方がいい。『裸辞』したことでマイナスの結果を招くのは避けるべきだ。インターネットにはたくさんの兼業のチャンスがあり、転職を考えている人や新しい仕事を始めようと思っている人は、時間があれば、目標にしている業界の仕事を見つけてとりあえずやってみるといい。軽率に仕事をやめてしまうよりずっといい」とアドバイスした。
今回の調査回答者の内訳は、90後が42.5%、80後が47.6%、70後(1970年代生まれ)が8.5%、その他が1.4%となっている。
回答者のうち、働いた期間が1年以下の人は2.6%、2-3年が18.2%、3-5年が27.9%、5-10年が31.5%、10年超が19.8%だった。年収は5万元未満が8.8%、5万-10万元が34.0%、10万-20万元が41.4%、20万-30万元が13.9%、30万-50万元が1.6%、50万元超が0.3%だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年12月25日