観光庁の溝畑長官は、地域ごとに休日をずらす「休日分散化」の実現へ向け全国10都市で地方説明会を開催すると発表しました。
政府は、全国を5つの地域に分けて休日をずらして大型連休を作り出す、「休日分散化」の導入を検討しています。観光庁の溝畑長官は「休日分散化」について、国民生活に密着し経済的な波及効果も大きいため地域の意見を聞く必要があるとして、全国10都市で説明会を開くと発表しました。
政府の観光立国推進本部でもヒアリングを行いましたが、中小企業などからは慎重論も出ているため、地方の教育関係者や経済界の代表らと意見交換を進め理解を得たい考えです。
また、溝畑長官は「国民の理解が得られれば」としたうえで、今年の臨時国会に制度を実施するための法案を提出する考えを示しました。(28日22:52)