ラグビーの第52回日本選手権第1日は8日、東京・秩父宮ラグビー場などで1回戦4試合が行われ、全国大学選手権6連覇の帝京大が、トップリーグ(TL)のNECを31―25で破り、準々決勝に進んだ。日本選手権で大学勢がTL勢に勝利するのは、2006年に早大がトヨタ自動車に勝って以来9大会ぶり。
帝京大は前半を17―17の同点で折り返した。後半も運動量が落ちず27分にSO松田のPGで勝ち越すと、35分にWTB尾崎がトライ。終盤に3点差とされたが、ロスタイムに松田がPGを決めた。
サントリーは筑波大に62―7で圧勝した。東芝は東海大を59―12で下し、神戸製鋼は76―7で慶大を寄せ付けなかった。
15日の準々決勝は東芝―帝京大、サントリー―神戸製鋼の顔合わせ。TL覇者のパナソニック、同2位のヤマハ発動機は22日の準決勝から登場する。決勝は28日に行われる。〔共同〕