世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦(6日・大田区総合体育館)の調印式と前日計量が5日、東京都内で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志、ライトフライ級チャンピオンの田口良一(ともにワタナベ)ら出場4選手は1回でパスした。
日本歴代2位に並ぶ10度目の防衛を狙う内山は、ムエタイ経験が豊富なジョムトーン・チューワッタナ(タイ)との一戦に「実力ある挑戦者を迎えられてうれしい」と余裕を漂わせた。内山の前に闘う田口は元ミニマム級王者のクワンタイ・シスモーゼン(タイ)との初防衛戦へ「勝って、良い流れで内山さんにつなぎたい」と意気込んだ。
計量は内山が58.7キロ、ジョムトーンが58.5キロで、ともにリミットを下回った。田口は上限の48.9キロ、クワンタイは48.8キロだった。〔共同〕