トヨタ自動車(7203)の豊田章男社長は6日に開いた人工知能開発の新会社設立に関する会見で、タカタ(7312)の欠陥エアバッグ問題について「(問題の原因と指摘されている)硝酸アンモニウムを使ったタカタのエアバッグ部品は今後使わない」と話した。
豊田社長は「最も大切なのは安全・安心だ。真相究明のための調査をすることが優先される」と強調した。一方で、硝酸アンモニウムを使っていないタカタ製のエアバッグ部品については「安全性を確認して是々非々で対応する」と今後の採用の可能性もみせた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕