ソフトバンクの今宮健太内野手が16日、福岡市のヤフオクドームで契約更改交渉に臨み、2千万円増の9千万円でサインした。遊撃手で3年連続のゴールデングラブ賞に輝いた守備力を評価されたが、主力となった2012年以降で自己最低の打率2割2分8厘に終わり「もう一回、初心に帰ってやる」と打撃向上を誓った。ここ数年の自主トレーニングをともにした内川聖一外野手から自立し、同年代との自主トレでキャンプに備える。
けがが重なり、59試合出場にとどまった細川亨捕手は2年契約の2年目を現状維持の1億円で更改した。今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留した吉村裕基外野手は500万円増の5千万円、柳瀬明宏投手は400万円減の4千万円でサインした。(金額は推定)〔共同〕