ソフトバンクの柳田悠岐
(2日、ソフトバンク6―4DeNA)
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好調なソフトバンク打線が立ち上がりに猛威を振るった。一回だ。DeNA先発クラインの悪送球などが絡んで1点を先行し、なお無死二塁。3番柳田がたたみかける。動揺するクラインの初球を仕留め、左翼フェンス直撃の適時二塁打に。「得点圏で積極的に打ちにいった」。主砲の15試合連続安打で打線が勢いづき、この回一挙4点を奪った。
前日に途切れるまで球団記録に迫る8試合連続2桁安打と好調な打線を引っ張る柳田。ここまで交流戦4戦すべてで打点を稼ぎ、この日も2安打1打点1盗塁。打って走ってチームに貢献した柳田は「チャンスを作って下さる方々のおかげ。必死にボールを打つしか考えていない」。
○工藤監督(ソ) 「(一回の打線の猛攻について)立ち上がり不安定な投手から得点できると楽になる。いい形で点がとれて良かった。(先発のバンデンハークは)ボールが高いので、2、3打席目に回ると、相手に見切られる。(七回の打席で負傷交代した内川について)明日、様子を見てみないと。大事に至っていないことを祈るしかない」
○デスパイネ(ソ) 2打点を挙げ、リーグトップに並ぶ46打点。15本塁打もリーグトップタイで「数字より、自分の仕事を果たすだけ」。
○バンデンハーク(ソ) 6回4失点で5勝目。「調子はまずまず。いい球と悪い球がはっきりしていた」