民進党の徳永エリ・参院議員(北海道選挙区)の事務所は14日、昨年9月の北海道北見市議補選の投開票日に自身のツイッターで民主党(当時)の推薦候補への応援を呼びかける書き込みをしたとして、公職選挙法違反の罪で東京地検特捜部から起訴猶予処分を受けていたことを明らかにした。同法違反の罪で刑事告発されていたという。
事務所によると、徳永氏は昨年9月27日午前9時過ぎ、ツイッターに北見市議補選の民主党推薦候補の名前を挙げながら「補欠選挙、投票日です」「応援お願いします」などと書き込んだ。公選法では、選挙運動ができる期間は投開票日の前日までとされている。書き込みを見た秘書が「誤解を招くかも知れない」と指摘し、数時間後に削除したという。
徳永議員は朝日新聞の取材に「この内容が選挙運動になるとは全く考えませんでした」「今後は一層慎重に行動して参ります」などと書面で回答した。