「おやじGirly(狩)+」の制作チーム
社長、棋士、レーサー、ユーチューバー……。そうした職業の肩書に「JK(女子高校生)」がつくと、なぜか世間の関心は高まる。近年は、JKをサポートする企業も現れている。働くJK、いったいどこが魅力なのか。
JKを対象にしたイベント「シンデレラフェス」が5日、東京・代々木第一体育館で開かれた。2012年から年1~2回開催され、8回目。参加者は初めて1万人を超えた。
企画したのは、約150人の現役JKグループ「チームシンデレラ」。ほかにも様々なビジネスを企画・実践してきた。運営に携わるマーケティング会社「Shareway」の森田吏(つかさ)さん(32)は「女性の生き方が多様化する中で、女子高校生らに、学校ではできないビジネスを体験する機会を与え、将来の職業選択につなげるのが狙い」と話す。
JKマーケットに注目する企業や学校法人のサポートを受け、書店とのコラボやアイドル育成プロデュースなど新たな企画が続々と進行している。「JKは、良い、悪いの判断が早く、商品やサービスでも、自分たちで新しい使い方や楽しみ方を発見していきます。広告に飽きているし、たくさんの不満を持っています。自分たちがもっとこんなものを求めている、という声に共感して一緒に活動してくれる企業や学校のファンになっています」
■「おやじ」使ったゲーム企画