男子200メートルバタフライ準決勝で泳ぐフェルプス=AP
リオデジャネイロ五輪の競泳米国代表選考会第3日は28日、米ネブラスカ州オマハで男子200メートル自由形決勝があり、ライアン・ロクテが1分46秒62で4位になり、800メートルリレーのメンバーとして4大会連続の五輪出場を決めた。男子200メートルバタフライ準決勝では、世界記録保持者のマイケル・フェルプスが1分55秒17の1位で29日の決勝へ進み、五輪5大会連続出場へ好スタートを切った。
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五輪史上最多となる18個の金メダルを獲得しているフェルプスは準決勝では体一つ分以上のリードを保ちながらゴール板をタッチし、ただ1人55秒台をマーク。2位で通過した選手に1秒以上の大差をつけた。
出番のなかった大会2日目まではテレビ解説などをしていた。「試合を見て気持ちが高まった。緊張感を持ちながら準備できた。しっかり考えて明日のレースにも備えたい」(清水寿之)