空港や港湾などの舗装工事の入札をめぐる談合容疑事件で、公正取引委員会は3日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで新たに道路舗装7社の本社や支店への立ち入り検査を始めた。
空港・港湾舗装でも談合か 公取委、8社に立ち入り
公取委は、各社の担当者が遅くとも数年前から、成田空港や羽田空港の滑走路のほか、東京都内の港湾のコンテナ置き場や都道など、いずれかの舗装工事の入札で談合をしていたとみている模様だ。
立ち入り検査を受けたのは、三井住建道路、ガイアートT・K、佐藤渡辺、竹中道路、地崎道路、フジタ道路(いずれも東京)、福田道路(新潟)。2日に立ち入り検査を受けた8社と合わせて計15社になった。