分断が進んでいく米国 8日に投開票される米大統領選は、民主党候補のクリントン氏(69)と共和党候補のトランプ氏(70)が「大統領に不適格」「犯罪者」と非難し合う、まれに見る醜い戦いとなった。どちらが勝っても、相手側から「正統な大統領ではない」としこりが残る可能性は高い。ここまで行き詰まった背景は何か。二大政党の対立が先鋭化する構造的な問題を指摘する声もある。 米大統領選の開票速報は【タイムライン】で 【特集】米大統領選2016 現在、米国は、共和党が強い「レッドステート」と、民主党が強い「ブルーステート」の2色に分けられ、その対立がより先鋭化しているように見える。 メリーランド大学のフランシス・リー教授は、対立が進んだ原因に二大政党の勢力がほぼ拮抗(きっこう)している点を指摘する。 大統領を選ぶなかで二大政党制ができてきたが、米国の歴史では長い間、どちらかの党が優勢という状況が続いていた。大恐慌直後の1930年代以降、共和党が大統領を選出することはあっても、議会では民主党が、ほぼ常に多数を握っていた。リー教授は「少数派の共和党は実績を残すため、民主党との妥協を重ねた」という。 しかし、60年代の公民権法制定を機に変化が訪れる。南北戦争以来、民主党支持で固まっていた南部が次第に共和党へ移り、両党がせめぎ合うようになった。その結果、選挙のたびにどちらも過半数をうかがえる状況が生まれた。 「相手党と協力をするのではなく、実績づくりを阻止することが最大の目標になってしまった」とリー教授は語る。とくに94年に共和党が両院で40年ぶりに過半数を握ってからは、その傾向が顕著だという。 シンクタンク「ニューアメリカ… |
米大統領選、「まれに見る醜い戦い」の背景は
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