笑顔で会見する松山英樹
男子ゴルフの世界選手権シリーズで個人戦では日本選手として初めて優勝した松山英樹(24)が8日、凱旋(がいせん)試合となる三井住友VISA太平洋マスターズ(10日~、静岡・太平洋C御殿場)を前に記者会見した。
松山はアマチュアの東北福祉大2年だった2011年のこの大会で国内ツアー初優勝を飾っており、「印象に残っている。その時と同じようなプレーができるかといえば、そうでもないと思う。しっかりと今の自分を出せるよう頑張りたい」などと話した。
世界選手権で優勝後、1週試合を休み、ゴルフはほとんどしなかった。この日、中嶋常幸らと9ホールの練習ラウンドを回り、「休んだ成果が出た。もう少しよくなれば、いい状態でいける。楽しみ」と自らに期待した。
24日からは、石川遼と組み、国・地域別対抗戦のワールドカップ(W杯、豪州)に出場する。「ここでいい成績を出して、その流れでW杯へ行きたい。今週はすごく大事になる」と次のステップにも目を向けた。