第6回神戸マラソン(兵庫県、神戸市など主催、朝日新聞社など共催、シスメックス特別協賛)が20日、神戸市であり、阪神・淡路大震災から復興した街を約2万人が駆け抜けた。
神戸マラソン特集
ランナーたちはスタート前、黄色い手袋をはめて両手を上げ、復興を象徴する「ひまわり」を表現。午前9時の号砲で神戸市役所前をスタート。明石海峡大橋で折り返し、ポートアイランドまでの42・195キロを走った。沿道ではジャズやサンバなどの応援で盛り上がった。
神戸マラソンは、1995年の震災で国内外から受けた支援への感謝を示そうと2011年に始まった。大会のテーマは「感謝と友情」。東日本大震災や熊本地震の被災地から参加を希望する人は全員を受け入れた。参加料の一部とチャリティーグッズの収益は被災地支援にあてられる。
今大会から10・6キロを走るクオーターマラソンがなくなり、フルマラソンに一本化された。