この2カ月の経緯 東京都の調査チームが東京五輪の会場見直しを小池百合子知事に提言してから2カ月。迷走の末、ボート・カヌーと水泳は予定通り新設が決まり、バレーボールは結論が先送りとなった。「候補地」として振り回された東日本大震災の被災地からは、落胆の声が上がった。 2020東京五輪 ■宮城知事「大変残念」 29日午前8時。宮城県の村井嘉浩知事の自宅で、携帯電話が鳴った。相手は東京都の小池知事。 「残念ながら海の森という形で発言いたします」 ボート・カヌー会場の候補とされた宮城県登米市の「長沼ボート場」の「落選」を告げる連絡だった。 2カ月前に急浮上した、長沼ボート場への会場移転案。村井氏によると、それは9月9日に届いた1通のメールから始まった。 差出人は、都の調査チームを率いる上山信一・特別顧問。「見直しをしたい。長沼も変更先の候補」 「会いましょう」。すぐにメールを返信した。 その後、村井氏はテレビの全国番組に次々と出演したり、選手村の候補になった登米市の仮設住宅の部屋を約500万円をかけて突貫工事でリフォームしたり、奔走した。県庁内でも「世論が『復興五輪』に傾けば」という勝算があった。 潮目が変わったのは10月半ば… |
五輪会場選び、迷走2カ月の末 候補地は落胆・警戒感…
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
26日は元宵節 夜空で恒星・レグルスと満月が「競演」
嫦娥5号が月から持ち帰った「お土産」、まもなく国家博物館で一般公開へ
月面ローバー「玉兎2号」、月面を累計600メートル走行
月探査機「嫦娥5号」が凱旋、月の土壌を携え安全に着陸
月探査機「嫦娥5号」、月の美しい写真と映像を撮影
新型コロナワクチン接種第1陣ボランティア、6ヶ月の観察期間終了
嫦娥4号、着陸エリアの度重なる小天体衝突の歴史を明らかに
嫦娥3号に新たな成果、月の若い溶岩流を分析
中国の科学者、2020年「世界宇宙賞」を受賞
ガザ衝突、8カ月の乳児も犠牲に 「催涙ガスを吸った」
Bチーム入りに落胆、でも仲間に夢を託して 中京大中京
ラグビー日本、来月の3連戦が試金石 W杯まで500日
大川小津波訴訟、市が上告へ 遺族ら落胆「大義ない」
在日コリアン「涙こらえられず」、拉致被害者家族は落胆
札幌駅の新幹線ホーム、位置決まらず迷走 地下案は巨額
「世界の記憶」登録、喜ぶ長崎・群馬 岐阜は落胆の色も
運命のドラフト会議、笑顔と落胆の歴史 今年のドラマは
月の地下に長さ50キロの空洞 探査機「かぐや」で判明
東芝幹部「鴻海なら楽だった」 半導体売却、迷走8カ月
「太陽のよう」「月のよう」眞子さまと小室さん、互いに
てるてる坊主10個作ったのに…甲子園順延、ファン落胆
タカタ「ファミリー経営」迷走、保身の末に失墜
受動喫煙対策は迷走、資料投げる場面も 官邸は調整せず
タカタ、創業家支配が裏目 迷走の果てに法的整理へ
続く迷走、苦しい弁明 PKO日報、足元からも疑問の声