宗次ホールで開かれたバイオリンコンクール。ホールは天井高が15メートル以上あり、「教会のような音の響きが特徴」という(2016年撮影、宗次ホール提供) 名古屋・栄にあるクラシック専門の音楽ホール「宗次(むねつぐ)ホール」が29日、開館10周年を迎えた。専門誌によると年間約400公演は「日本一」。しかも、すべてが主催公演だ。国内では貸しホール中心の音楽ホールがほとんどということもあり、ひときわ異彩を放っている。 ココイチ創業者、ホール経営なぜ? 赤字でも続ける理由 宗次ホールは、カレーチェーン「CoCo壱番屋」を創業した宗次徳二氏(68)が私財を投じて、2007年3月にオープン。当初から年間400公演以上を目標に掲げた。音楽ホール関係者は「できるわけがない」と冷ややかだったという。 1年目は154公演にとどまったが、公演回数は年々増えた。月刊誌「音楽の友」(音楽之友社)によると、昨年は387回で、1日2公演の日も。2位の東京・サントリーホール(大ホール)の319回を引き離す。 年間100以上の公演がある国内の主要音楽ホールで、公演の成否のリスクをすべて背負う主催公演のみの運営は異例だ。愛知県の音楽ホール関係者は「主催公演の割合は1割程度。準備に手間がかかり、黒字にもなりにくい。経営を考えれば、安定した使用料収入が得られる貸しホールが中心にならざるを得ない」と話す。 経営は赤字。それでも、公演回数や主催公演を重視するのには、わけがある。「コンサート出演で生活できる音楽家は一握りで、多くの音楽家に活躍の舞台を増やしたい。貸しホールでは、お客さんのもてなしに責任が持てないから」。総括支配人の野間晴久さん(63)はそう話す。 コンサートの企画や宣伝、運営… |
ココイチ創業者のホール、異例の公演数 きょう10周年
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
世界のサプライチェーンを動かす「ダブル11」 中国内需のポテンシャルを反映
北京のイチョウの見頃は11月上旬
大好きなおじいちゃんに大好物をいっぱい「投入」した特製火鍋を!
中-欧貿易が増加 中国製造が世界のサプライチェーンを安定
日本がグローバルホークに「ノー」と言う理由とは?
甘い香りのイチジクは豊かさへの道 河北省唐山
日本が先制攻撃能力強化のためトマホーク導入を検討 地域の戦略的均衡が崩れる恐れ
古き良き時代を思い出す?老人ホームが打ち出すテーマ別ルーム 上海市
北京・故宮、1日の予約上限が1万2000人に引き上げ
広西の学校でライチがすずなりに 全校生徒・教師に無料で配布
新疆で展開が進むホームドクターサービス
参院6増、自民から造反も 石破氏は「緊急異例の措置」
最大手による異例の相場操縦 日銀の大規模緩和も背景か
カラヤンが絶賛、最高の響き 日本初のクラシックホール
ドイツ、56年ぶりW杯連覇なるか ダークホースは?
低迷ガンバ、社長が異例の声明「あらゆる手段講じる」
首相、異例の地方会合行脚 滋賀で赤ネクタイをアピール
地検、異例の会見も回答拒否繰り返す 疑惑の真相語らず
PL・早実…最多出場校のユニホーム一堂 夏の高校野球
「オホーツクに来て」 LS北見、地元アンバサダー就任
オフィスに滑り台、「森」で休憩…仕事の成果向上へ投資
霞ケ浦1周「カスイチ」やめて サイクリング愛称に知事
愛媛知事「参院から要請」 異例の調査、国会に究明委ね
「イチローに相談続けたい」 侍J稲葉監督が明かす
「無印」佐賀商の決勝満塁ホームラン 一瞬、歓声消えた













