韓国の出版社「銀杏(いちょう)の木」は7日、慰安婦を象徴する「少女像」についての作家筒井康隆氏のツイッターの書き込みに「失望した」として、同社が翻訳出版している筒井氏の小説「モナドの領域」を販売中止にしたと発表した。出版を予定していた小説「旅のラゴス」も、日本の著作権会社などに契約解除を通知したと明らかにした。 筒井康隆氏、慰安婦像への侮辱促す? 「炎上狙った」 同社はホームページで「筒井康隆氏の文学的な成功とは別個の、韓日関係と歴史をめぐる作家個人の視点に大きく失望した。作家としてだけでなく、一人の人間としての態度と資質に憤りと悲しみを覚える」との談話を発表した。「モナドの領域」は同社が昨年12月に翻訳出版し、主要書店でベストセラーになった。 筒井氏はアニメーション版「時をかける少女」の原作者として韓国で知られる。主要紙・中央日報は「感性豊かな色彩と美しい叙事で韓国でも人気を呼んだ『時をかける少女』の原作者が、とうてい口に出すことができない言葉で少女像を侮辱した」と伝えた。(ソウル=武田肇) |
韓国出版社、筒井作品の出版中止 少女像巡る投稿に反発
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
中国、香港地区選挙制度に関する決定を中傷するG7の干渉に強く反発
工藤会トップに懲役3年、上納金巡る脱税事件 福岡地裁
穏健路線で安定優先 若者の反発鈍く 香港長官就任1年
加藤厚労相の問責決議案提出 野党、与党の姿勢に反発
「差別と決別を」朝鮮学校巡る懲戒請求受けた弁護士投稿
日本代表「勝てば官軍」か ハリル解任、正当化は反発も
対中2千億ドル分に10%関税 トランプ氏、報復に反発
突然の自民案、協議打ち切りに野党猛反発 選挙制度改革
「高反発」高価でも売れ筋 人気の寝具は数万円から
「ロシアをG7に戻すべき」 トランプ氏発言、反発招く
タテカン「罪のないユーモア」 京大出身作家も反発
西郷の墓地で大久保の法要「待った」 反発受け名称変更
「もんじゅ」巡る訴訟、取り下げへ 廃炉確定で原告側
高裁の和解案に反発、漁業者欠席 諫早開門めぐる控訴審
働き方法案、今国会成立に黄信号 過労死遺族も反発
米韓「例年通り」 北朝鮮「理解」 軍事演習巡る思惑は
ナッツ事件の元副社長、系列企業社長に 韓国世論は反発
工藤会総裁に懲役4年と罰金1億円求刑 上納金巡る脱税
東通原発建設、東電が他電力に協力呼びかけ 反発の声も
「あからさま」米鉄鋼関税に各国猛反発 日本は慎重姿勢
大学VS教授 解雇巡る法廷バトル次々 学長権限強まり
朝日新聞の勝訴確定 慰安婦報道巡る名誉毀損訴訟
銃携行、教員が反発「勉強教えたい」 トランプ氏が検討
米大使館エルサレム移転、5月に 反発の中、大幅前倒し
「義理チョコやめよう」ゴディバが広告 称賛も反発も