(23日、高校野球秋田大会 金足農7―4由利)
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由利の三塁側スタンドでは、野球部の1年生がボールボーイを務めた。小沼響(ひびき)、渋谷春稀(はるき)、君島大智(だいち)の3人。ファウルボールが飛ぶたびに機械で笛の音を流し、観客に危険を知らせる大切な役目だ。回の表も裏も休みはなし。試合終了まで打球の行方に目をこらした。
小沼は「安全に観戦や応援ができるようにすることが、いい試合にもつながると思います」。
三塁側に来るファウルは「左打者のバットの先に当たった打球が多い」と渋谷。戦況を見守りながら「来夏は試合に出て活躍したい」と誓った。
声援を送ることはできなかったが、君島は「ボールボーイの役割を頑張ることが、僕たちにできる応援。裏方の仕事を通して試合に貢献します」と話した。(渡部耕平)