(11日、高校野球秋田大会 男鹿工11―1羽後)
ニュースや動画をリアルタイムで!「バーチャル高校野球」
男鹿工の高橋広樹選手(2年)が、単打ながらも足を生かし、走者一掃となる適時打を放った。
八回2死満塁、低めの変化球を引きつけて左前に安打。一塁を回りながら、羽後の左翼手が失策したのを確認した。「よし。四つ(本塁まで)行く」と決めた。一気に二塁、三塁と駆け抜け、本塁に頭から滑り込み、セーフ。「足の速さは普通。でも、常に全力疾走です」
この4得点で11―1と突き放し、コールド勝ちを呼び込んだ。「この試合の流れのまま、次も勝ちたい」と意気込んだ。(渡部耕平)