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記憶に残る一打、安打にはならなくても 頼れる1番打者

(11日、高校野球秋田大会 秋田商5―2横手城南)


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安打にはならなくても、記憶に残る一打がある。横手城南の仙北谷将平主将(3年)の打撃がそうだった。2点を追う五回表2死三塁。フルスイングした打球が、左翼の上空へ突き抜けていった。


風にも乗って、ぐんぐん伸びる。秋田商の左翼手が懸命に追い、フェンスに背中をぶつけて好捕した。あと1メートルで同点本塁打となったかも知れない大飛球に、スタンドからは「ナイスバッティング!」と激励が飛んだ。「バットの芯でとらえたけど、本塁打にはもうちょっと。右手でもう少し押していればよかった」と悔やんだ。


165センチ、64キロ。先発メンバーで一番小柄だが、遠くに打つ力では負けない。冬、ベンチプレスで70キロの重さを50回上げて腕力を鍛え、素振りでは砂をつめて1・5キロに増やしたバットで30分間振り続けた。飛距離が伸び、夏には頼れる1番打者になった。


成果が出たのは九回表の1死満塁。「絶対に打ってつなぐ」。初球を中前に打ち返し、チーム初得点をもぎ取った。「右手でしっかり押し込んでスイングできた。この打撃のために、今まで練習してきたんだ」


3年間の思いを込めた一打で仲間を勢いづけ、チームはさらに加点。最後は2―5で敗れたが、安打は10本と相手を上回った。


「ナイスゲームと言われるかもしれない。でも、勝ちたかったし、勝つ気でいっぱいでした」。古豪にも臆さず、バットを振り抜いた。気持ちの強さを印象づける健闘だった。(渡部耕平)


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