100回目の夏、ノーシードの公立校同士が優勝旗をかけて雌雄を決することになった。決勝は25日午後0時半から同球場であり、松阪商は3回目、白山は初の代表をかけて戦う。
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松阪商 これまでの戦いぶり
選抜4強の三重、春の東海大会2位のいなべ総合を倒して勢いに乗り、59年ぶりの優勝を目指す。2回戦以降は全てコールド勝ち。打率5割超えの藤原やパワフルな打撃の藤崎など長短打で得点を稼ぐ。2点本塁打を含む計9打点をあげている8番古儀など、下位打線の得点力も高い。
投手は本格派右腕藤崎と、丁寧な投球の左腕渡辺の二枚看板。両投手とも完投能力があり、ここまで計5失点に抑える。
▽1回戦 5―2 三重
▽2回戦 8―1 津東(8回コールド)
▽3回戦 8―1 桑名西(7回コールド)
▽準々決勝 8―0 皇学館(7回コールド)
▽準決勝 8―1 いなべ総合(8回コールド)
白山 これまでの戦いぶり
ノーシードからの初優勝を目指す。1年生から試合経験のある選手が多く、快進撃の原動力となった。3回戦は、伊藤の本塁打や山本の二塁打で菰野の好右腕の速球を攻略。1番栗山が5試合で1本塁打含む10安打で打率は5割。チームでも計13本の長打がでるなどパワフルな打力が持ち味だ。3回戦以降はすべて1点差で猛追をかわし、粘り強さも出てきた。
山本や岩田は切れのあるスライダーで試合のリズムを作る。
▽1回戦 10―3 四日市南(7回コールド)
▽2回戦 11―3 上野 (7回コールド)
▽3回戦 4―3 菰野
▽準々決勝 4―3 暁
▽準決勝 6―5 海星