第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会は28日、宮城、西愛知、滋賀、南大阪、東兵庫、奈良、広島の7大会で決勝がある。
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広島は昨夏全国選手権で準優勝した広陵と2年ぶり3回目の出場を目指す広島新庄の顔合わせ。6試合で75点を奪っている広陵の強打に、全試合を1失点以内に抑えている広島新庄の桑田、竹辺らの投手陣がどう対するかが見もの。
東兵庫は8年ぶり15回目の出場を目指す報徳学園と2年ぶり3回目の出場を狙う市尼崎。報徳学園の遊撃手、小園の攻守に注目したい。
奈良は昨夏の決勝と同じ顔合わせ。昨夏の甲子園で4強入りした天理に対し、夏初出場を目指す奈良大付が好調な打線を武器にして挑む。
南大阪は10年ぶり5回目の出場を目指す近大付と初出場がかかる大商大堺。近年、上位に顔を出しながら甲子園には届いていない大商大堺が、悲願達成に向けて近大付の左腕大石をいかに攻略するか。
西愛知は2年ぶり18回目の出場を狙う東邦と5年ぶり12回目の出場がかかる愛工大名電の強豪対決。コールド勝ちが続く東邦に対し、愛工大名電は準々決勝、準決勝を延長戦の末に勝ち抜いた粘りを見せたい。
宮城は昨夏の全国8強、仙台育英に2011年以来2回目の出場を目指す古川工が挑む。滋賀は今春の選抜出場の近江と春夏通じて初出場がかかる綾羽が対戦する。
岡山の準決勝では創志学園と倉敷商が対戦。創志学園の西、倉敷商の引地はどちらも150キロ近い速球を誇る本格派右腕。投げ合いが楽しみだ。(山口史朗)