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大阪桐蔭、緩みなしのV 藤原はただ1回の凡退悔しがる

(30日、高校野球北大阪大会決勝 大阪桐蔭23―2大阪学院大)


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大阪桐蔭が攻撃の手を緩めることは一切無かった。


8点リードで迎えた六回。2死から7本の長打を含めて14人が連続出塁し、この回13点を挙げた。


4番の藤原は、優勝を決める一戦で特に活躍することから「決勝男」と呼ばれる。この日も一回から6打席連続安打で、チームトップの6打点。それでも、左飛に打ち取られた7打席目を「実力不足」と悔しがった。


3回戦で春夏連覇が絶たれた昨夏から、「1試合ごとの成長」を意識してきた大阪桐蔭。終盤の好機で追加点を奪えずにいったん逆転を許した準決勝の履正社戦で強めた「点を取っても攻撃の手を緩めてはいけない」という意識をさっそく実行した。日本一の頂に登り詰めるその日まで、王者は成長し続けるつもりだ。(高岡佐也子)


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