高校野球で史上初の2度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭が14日、秋季大阪府大会決勝で履正社に2―5で敗れた。新旧チームを併せた今年の公式戦初黒星で、府内公式戦での連勝は「44」で途切れた。
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大阪桐蔭は先発の新井雅之(2年)が一回に4安打3失点。三回には2点本塁打を浴びた。その裏に3連打で1点を返したが、四回以降は散発2安打と主導権を握れなかった。
大阪桐蔭は大阪2位として20日開幕の近畿大会に出場する。西谷浩一監督は「このチームはまだまだ発展途上。挽回(ばんかい)できるように力をつけていかないといけない」と語った。中野波来主将(2年)は「先輩たちの積み上げた連勝を止めてしまい悔しい。反省点を修正し、この負けを次につなげたい」と前を向いた。