広島県の高校野球のレベルを高め、魅力を幅広く発信しようと、22日、昨年の甲子園で春夏連覇を達成した大阪桐蔭(大阪)を三次きんさいスタジアム(三次市)に招いて試合が開かれた。県高校野球監督会が初めて主催し、子どもたちや高校野球ファンらが声援をおくった。
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第1試合には今年の選抜に出場した広陵が登場。エースの河野佳君(3年)が初回に先制を許すも、二回に同点に追いつくと、地元・三次市出身の宗山塁君(2年)の安打で勝ち越し。その後も得点を重ね、7―3で快勝した。
続く第2試合の対戦校は、春の県大会で優勝した広島商。5点を追う七回に天井一輝君(3年)の犠飛などで2点を返し、八回には花崎成海君(同)の本塁打で追い上げるも及ばず、3―6で敗れた。
23日も2試合があり、昨秋と今春に連続で中国大会に出場した崇徳と、2016年夏の甲子園に出場した北部地区の強豪・広島新庄が、それぞれ大阪桐蔭と対戦する予定。(高橋俊成)