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脳出血に脳梗塞、心支えた野球 ホームを駆け抜け笑顔

(15日、高校野球大阪大会 明星12―0清水谷)


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9点リードした四回裏2死二塁、明星の代打・清水聖也君(3年)が打席に立った。公式戦に出るのは初めて。でも、落ち着いていた。「打ち上げないようにしよう」と球を見極めていると、3球目が足に当たって死球で出塁。次打者の三塁打で、夢中でホームを駆け抜けると、「よっしゃ」。チームメートとハイタッチした。


清水君は高校入学後、1年半の間に脳出血と脳梗塞(こうそく)を患った。中学までは大きな病気をしたことがなかった。1年生の10月、突然自宅で気分が悪くなり病院に行くと、脳出血と診断された。手術を受け、2カ月間入院した。復帰後はボールが頭に当たるのを避けるため、捕手から外野へ転向した。レギュラー入りも見えてきた今年3月、自宅に帰ると字が書けなくなった。今度は脳梗塞を発症していて、再び手術を受けた。「やりたいこといっぱいあるのに、何してるんだろう」と落ち込んだ。


闘病中は「早く野球がしたい」というのが心の支えだった。チームメートは見舞いに訪れ、千羽鶴やビデオレターをくれた。病室にはグラブやバット、ユニホームなどを持ち込んで飾った。野球の道具を見ると気持ちが和らいだからだ。ベッドで寝ているだけでは落ち着かない。主治医に許可をもらって、病院の駐車場で素振りを繰り返した。5月に退院してグラウンドに戻ると、ヘルメット姿で黙々と外野を走り体力を取り戻した。


主将の下浦愛生君(同)は「病気のときも明るくて、練習はまじめ。元気づけられる」と話す。


チームは2年ぶりに初戦を突破し、みんなで勝利の校歌を歌った。「やっと野球ができてる実感を持てた」。試合後、清水君は満面の笑みだった。「今までの分、一日でも長くこのメンバーで野球したい」(森岡みづほ)


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