第100回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が5日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式には皇太子ご夫妻が出席し、第1試合の前には星稜(石川)OBで元大リーガーの松井秀喜さん(44)が始球式をした。
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大きな節目となる大会を記念して、全国から史上最多の56代表校が集った。開会式には第1回大会(1915年)から地方大会に続けて参加している15校の主将も参加。その1人で、第1回大会の開幕試合で勝利した鳥取西(当時は鳥取中)の浜崎瀧大郎主将が入場行進の先導役を務めた。
選手宣誓では近江(滋賀)の中尾雄斗主将が「100回大会の記念すべき年に野球ができていることに感謝し、人々に笑顔、感動を与えられる、最も熱い、本気の夏にすることを誓います」と語った。
大会は休養日を含めて17日間。順調なら21日に決勝がある。大会を通して第1試合前(準決勝は第2試合も)に、歴史を彩った元球児による「甲子園レジェンド始球式」が行われる。