第100回全国高校野球選手権記念大会は第5日、1回戦4試合が行われる。第1試合では松坂大輔(現中日)を擁した第80回大会(1998年)以来の全国制覇を目指す横浜(南神奈川)が愛産大三河(東愛知)と対戦。第3試合の創志学園(岡山)―創成館(長崎)は18歳以下日本代表1次候補の好投手対決だ。
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第1試合 横浜―愛産大三河
横浜は投打ともに強力。地方大会は全試合で2桁安打を記録し、板川、及川の両左腕も好調だ。打率3割9分9厘と強打の愛産大三河は先制して主導権を握りたい。
第2試合 花巻東―下関国際
選抜8強の花巻東は粘り強く、地方大会は6戦中3戦が1点差。決勝も逆転で制した。下関国際も3季連続出場と経験豊富。鶴田が投打の大黒柱だ。
第3試合 創志学園―創成館
18歳以下日本代表1次候補の好投手対決。選抜8強の創成館を引っ張る左腕川原は完投能力を身につけ、成長した。創志学園の右腕西も最速150キロを誇る。
第4試合 興南―土浦日大
土浦日大の売りは強打。投手以外のレギュラー全員が打率3割超。中でも1番鈴木は5割を超え、長打も打てる。興南は宮城、藤木の左腕二枚看板で対抗したい。