第100回全国高校野球選手権記念大会21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、大阪桐蔭(北大阪)が東北勢初優勝を目指した金足農(秋田)を13―2で破り、史上初となる2度目の春夏連覇を果たした。
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大阪桐蔭は夏は2014年以来、4年ぶり5度目の優勝。春夏合わせると8度目の優勝となった。
大阪桐蔭は一回に2死満塁から暴投で1点を先行すると、石川の右中間への2点二塁打も出て計3点。四回には宮崎の左越え3点本塁打で突き放すと、五回には根尾のバックスクリーンへの2ランなどで6点を奪った。
金足農は三回に佐々木大夢の右犠飛で1点をかえしたが、準決勝までの5試合を一人で投げたエース吉田が本来の投球ができず、五回で降板。秋田勢として初の全国優勝はならなかった。