（２１日、高校野球・甲子園決勝 金足農―大阪桐蔭）

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選抜王者の大阪桐蔭に立ち向かう金足農の中堅手・大友朝陽は試合前、「全国で一番長い夏を過ごせるのは幸せです」と語った。

相手には柿木、根尾ら好投手がいる。しかし、大友は「うちにもえぐいのがいるので大丈夫です」。エース吉田に信頼を置いていた。

吉田の存在はチーム内の打撃練習でも全国レベルを体感する上で大事だった。「吉田は間違いなく全国レベル。吉田は打撃練習では全力で直球を投げてこないが、配球は本気。１０回に１回ぐらいいしか打てません」と話す。大友は準決勝の５試合で１８打数５安打２打点。「ロースコアの勝負にしたい。バントを決めて１点を大切に取っていきたい」と話した。