大学生が刑務所や拘置所の内部を撮影した写真展が23日から、東京・霞が関の弁護士会館で始まる。映画やドラマのイメージしかなかったという、「塀の内側」に入った学生たちは「偏見を持たず、生活の様子を見てほしい」と呼びかけている。11月2日まで(日曜は休館)。入場は無料。 美容師になるための職業訓練、一斉に横たわって受ける人工透析の治療、畳の居室、「誕生会」と書かれたカレンダー――。写真展では、受刑者の日常を切り取った44点が展示される。 撮影したのは、東京工芸大学(東京都中野区)の写真学科の学生6人。法務省から許可を得て、2~3月に関東地方の6カ所を訪問した。鬼頭(きとう)佑輔さん(21)は、府中刑務所(東京都府中市)の運動場にむき出しで並ぶ便器にシャッターを切った。「公園でも覆いぐらいはあるので、さらし者のように感じた。でも、明るい声も響いていた」と振り返る。 木村戒(かい)さん(21)は… |
運動場にむき出しの便器 塀の内側の日常、大学生が写す
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
幻聴アート、男の声に絵筆を導かれ 「迷いがなくなる」
シャネルやディオール彩る伝統の技、私でも 世界が一変
男性社会に飛び込んだ女性画家 「遅れる牛」に自ら重ね
シャガール、ゴッホ、モネ… 所蔵する建材会社の名は?
焼き溶かす快感 人生を変えた立体アート
米国の美術館も大盛況 日本の竹工芸が海外で高い評価
新パン線にアボカ島…朝ドラでも注目、ミニチュア世界
現代サーカス、心躍る過疎の山村 廃校舞台に聖地づくり
クリムト展、来場者20万人超え 黄金の作風で魅了
苦境の美術館・博物館を救うパトロンは…6千万円調達も
安藤建築の原点がここに 神戸でギャラリー開館へ
マネ最晩年の傑作も来日 コートールド美術館の企画展
3千いいね!写真で表現 カメラマンが着目したのは瞳
「時間」をアートにすると…「具体」元メンバーの現在地
「男性優位な美術業界に一石」 津田さん池上さん語る
国内初の公立現代美術館の30年 オノ・ヨーコの作品も
ビルの壁画アートに脚光 きっかけは女性愛好家 名古屋
クリムト、作品に込めた「人生」 黄金様式と風景画
大賞に「その女、ジルバ」 「水準高い」手塚治虫文化賞
しわくちゃにした紙が星空に… 虚と実の間に広がる世界
しわくちゃにした紙が星空に… 虚と実の間に広がる世界
光る海の美しさ 水中写真の公募展、受賞作品決まる
あいちトリエンにも#MeTooの潮流 作家男女半々に
一歩ごと景色変わる「旅」 旧生糸検査所に散歩においで
クマのプーさん展に10万人 挿絵原画200点超を展示










