そう、男なら勝負の下着は赤――。関西から宮城県丸森町に移り住んだ若者2人が、赤色パンツの専門店を起業した。なぜ東北の過疎の町で、なぜ赤パン? 11月から売り出した商品名は「memento(メメント)」。情熱や勝利のイメージがある「赤」1色の、ボクサーパンツだ。 伸縮性の生地を使ったフリーサイズ。前と後が共通で、穿(は)くときに迷わない。「いつでも前向きに」との意味も込めた。 外から見えるオシャレなロゴはない。穿き主にしかわからない股の内側に、黒の文字がプリントされている。ラテン語の「memento mori(死を想う)」。上下を反転させると、「memento vivere(生を想う)」と読める不思議な字体だ。 何かに挑戦する前、個室で心を… |
過疎のまち発、情熱の「赤パン専門店」 穿く意識変える
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