24日午前3時25分ごろ、宮城県白石市白川津田の東北新幹線白石蔵王―仙台間の第2白石トンネル(全長3・7キロ)で、モルタルの破片9個(計13・5キロ)が落ちているのをJR東日本のグループ会社員が見つけた。新幹線の運行に支障はなく、けが人もいなかった。
JR東日本仙台支社によると、モルタル片は最大で縦60センチ、横40センチ、厚さ6センチ。9個すべて線路と壁の間に落ちており、高さ30センチ付近の壁にはがれた跡があったという。トンネルは1982年建設。今年7月の定期点検では異常は見つからなかったという。