来年1月27日に開催される大阪国際女子マラソンで新たな試みが実施される。その名も「大阪国際女子マラソン ラップチャレンジ」。日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「この試みによって、大会記録が出るのではないか」と期待する。その内容とは? 狙いとは?
ラップチャレンジは、8位までの入賞者を対象に、30~35キロのラップタイムの最速選手に賞金50万円、さらにこのラップタイムで大会最高を出すともう50万円の、計100万円が贈られるというもの。同記録の場合は35キロ地点の順位を優先し、順位も同じ場合は、賞金は分配される。現行コースの大会最高記録は、前回大会で優勝した松田瑞生(23)=ダイハツ=が記録した16分19秒だ。
瀬古リーダーは「ペースメーカ…