第63回全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)は1日、群馬県庁発着の7区間100キロのコースで37チームが出場して争われ、旭化成が4時間51分27秒で3連覇を達成し、歴代最多の優勝回数を24に伸ばした。2位は4秒差でMHPS、3年ぶりの優勝を目指したトヨタ自動車は2年連続で3位だった。
旭化成は2区が終わって8位と出遅れたが、6区の終盤に先頭に立つと、7区の大六野秀畝がMHPSの岩田勇治とのアンカー対決を制した。ラスト200メートルを切ったところでスパートをかけて振りきった。初優勝を狙ったMHPSは4区のエース井上大仁が8人を抜いて一時トップに立ったが、最後に力尽きた。