(2日、箱根駅伝)
東海大は学生3大駅伝で箱根だけ優勝したことがない。悲願達成に向け、カギを握るのは「黄金世代」と呼ばれる3年生だ。16人のエントリーメンバーのうち、10人を占める。
特集:箱根駅伝2019
そのなかでも、「打倒・青学」に燃えているのが、「自分がエースだと思っている」と話す1区の鬼塚翔太(福岡・大牟田高)。大学の陸上界では珍しい茶髪だ。
高校時代は丸刈りでわかりにくかったが、「地毛なんです。本当に」。周囲から「チャラい」と思われることに悩んでいる。
ただ、おしゃれには気を使う。箱根の2週間前には散髪に行った。「ちょうどいい感じに伸びたときに箱根を走るんです」。さらさらヘアをなびかせ、区間賞の走りを狙う。
1年時から活躍してきたが、今…