(23日、選抜高校野球 星稜3-0履正社)
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履正社の左腕清水は相手エースにまず脱帽した。「奥川君が素晴らしかったのひとことです。マウンドでの雰囲気、球質……。いい刺激を受けました」
一回1死一塁、右前安打を喫したが、右翼手の好返球で三塁アウト。なのに暴投に四球と波に乗れない。「ボール先行で狙い球を絞られた」。山瀬に遊撃強襲の先制左前安打を許した。
阻止したかった先取点を奪われ、難敵の奥川を助ける結果に。一回をもう一度やり直したい? こんな問いかけに「後悔しても仕方がない。先を見て頑張ります」と、いつまでもくよくよしていなかった。
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●桃谷(履) 2三振も、六回に中堅の守備で大飛球を好捕。「うれしかったが、相手は思った以上のレベル。変化球のキレについていけなかった」
●岡田監督(履) 奥川について、「直球、変化球ともに低めに来ていた。あれだけ制球よく放れる投手はそういない。高校生レベルを超えている」。