第91回選抜高校野球大会に出場した星稜(石川)の林和成監督が29日朝、大会本部に謝罪した。28日の2回戦第3試合、習志野(千葉)戦の後、走者からサイン伝達の疑いがあったとして、習志野の小林徹監督に直接抗議していた。
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謝罪を受けた日本高校野球連盟の竹中雅彦事務局長によると、林監督は「昨日は大変興奮してああいう行動に出てしまい、申し訳ございませんでした」と電話で謝罪。竹中事務局長は、「選手を思う気持ちは分かるが、グラウンドを出てからはノーサイド。こうした行為はいけません」と口頭で注意したという。この件について、追加処分などはないという。
星稜は習志野に1―3で敗退。林監督は試合後のインタビュー後、二塁走者が捕手のサインを伝達しているような紛らわしい行為をしたとして、習志野の控室に乗り込み、小林監督に抗議していた。