セイコーゴールデングランプリ陸上2019大阪(日本陸連主催、朝日新聞社など共催)は19日、大阪市のヤンマースタジアム長居で開催され、男子100メートルで日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)が今季ベストの10秒01(追い風1・7メートル)で2位に入った。小池祐貴(住友電工)が日本歴代7位の10秒04で4位。桐生と小池は来年の東京五輪参加標準記録(10秒05)を破った。ジャスティン・ガトリン(米)が10秒00で大会4連覇を飾った。
今季、日本記録を更新した男子走り高跳びの戸辺直人(JAL)は2メートル27で優勝、女子やり投げの北口榛花(日大)は60メートル00で日本選手最高の2位だった。
男子200メートルでは日本人の母を持つマイケル・ノーマン(米)が19秒84(向かい風0・4メートル)の大会記録で優勝した。
オープン種目で実施された男子400メートルリレーで日本は、失格した世界リレーと同じオーダー(多田、山県、小池、桐生)で臨み、38秒00で1位だった。
男子100メートルの日本歴代10傑
記録 選手名 達成年
①9秒98 桐生祥秀 2017
②9秒99 サニブラウン・ハキーム 2019
③ 10秒00 伊東浩司 1998
③ 10秒00 山県亮太 2017
⑤ 10秒02 朝原宣治 2001
⑥ 10秒03 末続慎吾 2003
⑦ 10秒04 小池祐貴 2019
⑧ 10秒07 江里口匡史 2009
⑧ 10秒07 多田修平 2017
⑩ 10秒08 飯塚翔太 2017
⑩ 10秒08 ケンブリッジ飛鳥 2017