【カトマンズ=共同】ネパール北東部シンドパルチョーク地区当局者が2日、大地震でがれきの下敷きになっていた男性が地震発生8日目に救助されたと発言し、3日になって自身の発言は誤りだったと訂正した。当局者は共同通信の取材に対し「情報が交錯する中、誤解が生じてしまった」と説明した。
救助された男性は3日、首都カトマンズの病院で取材に応じ、がれきの下から助け出されたのは地震発生当日の4月25日だと話した。頭部を負傷し救助のヘリを待ち続けていたところ、2日になって軍のヘリに発見されカトマンズに運ばれたという。
地元紙も2日、男性が7日ぶりに救出されたと報道していた。