野党内で勢力の再結集を探る動きが強まり始めた。５月に就任した維新の党の松野頼久代表が「年内に衆院で100人規模」の新党構想を提唱したのをきっかけに、民主党や旧みんなの党の再編推進派が会合を重ねている。背景には約１年後に迫った参院選への危機感がある。「強い野党」をつくる必要性では一致するが、再編の旗印を巡る思惑の違いも露呈している。
５月28日夜、都内のホテルに松野氏、民主党の松本剛明氏、旧みんな…
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