【タコマ(米ワシントン州)=共同】右広背筋を痛めて故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手は25日、傘下マイナー3Aタコマの一員として本拠地でのリノ戦に先発登板し、4回を3安打無失点、4三振1四球の成績だった。
20日は1Aで3回2/3を1失点。2度目のリハビリ登板となった今回は、前回より12球多い68球を投げ「まだ(体が)開いて抜けるボールもあったが、修正しながら低めに集めることができた」と納得の表情だった。
一回に二塁打を許したが尻上がりに調子を上げた。降板後もブルペンに移動し、10球を投げて調整した。戦列復帰へまた一歩前進し「前回よりしっかり腕を振れて投げられた。後は細かい部分だけ」と話した。
岩隈は4月下旬にDL入り。今季は3試合で0勝1敗、防御率6.61。